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ドミノ(小説)

ドミノ (角川文庫)
ドミノ (角川文庫)
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恩田 陸
KADOKAWA/角川書店
売り上げランキング: 19,307

作品名:ドミノ
発表:2001年
著者:恩田陸
あらすじ:
 1億円の契約書を待つ締め切り直前のオフィス、下剤を盛られた子役、
別れを画策する青年実業家、待ち合わせ場所に行き着けない老人、警察のOBたち、
それに……。真夏の東京駅、28人の登場人物はそれぞれに、何かが起きるのを
待っていた。迫り来るタイムリミット、もつれあう人々、見知らぬ者同士が
すれ違うその一瞬、運命のドミノが倒れてゆく! 抱腹絶倒、スピード感
溢れるパニックコメディの大傑作!!
(以上、文庫裏表紙より)

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私が初めて東京に来て、
初めて山手線の駅のホームを見た時に思った、
「まったくばらばらな人生上を歩んでいるのに今は同じ空間に一緒にいる」
という不思議な感覚。
一人ひとりを尾行したら、色々な物語が展開するんだよなあ、
なんてことを考えながら、人混みにビビっていた時分。

本作はそんな、ぼんやりと考えていたことを小説にした作品だ。

登場人物が多すぎて、収集がつかなくなると思われるが、
最終的には「ひとつの事件とその解決」に関わる「装置としての登場人物」と
なっており、登場人物ではなく出来事に重きを置いて読めば、
それほど複雑ではない。文章もなめらかであり、
時間が経つのも忘れて一気に読んでしまうだろう。

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<関連するお勧め作品>
六番目の小夜子 (新潮文庫)
恩田 陸
新潮社
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デビュー作。未読。

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by 3G_gi_gei_go | 2015-06-10 05:35 | 作品紹介(小説) | Comments(0)

様々なジャンルの群像劇作品を紹介します。更新完了。


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