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機動警察パトレイバー(漫画)


作品名:機動警察パトレイバー
著者:ゆうきまさみ
発行:1988年(昭和63年)
あらすじ:
ハイパーテクノロジーの進歩は新しい脅威も生むこと
となった。多足歩行式マニピュレーター「レイバー」
による犯罪がそれである。警視庁は機械化部隊、通帳
「パトレイバー」を創設、泉 野明たち隊員を新機種
98式AVイングラムに搭乗させこれに対抗させるが、
操作技術の未熟さもあって苦戦する。
(以上、文庫漫画1巻背表紙より)

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今ではもう使われなくなったワードのひとつである
「メディアミックス」の日本におけるパイオニア作品
である機動警察パトレイバー。同じ作品をOVA
(オリジナル・ビデオ・アニメーションの略。今でも
使うのだろうか)やTVアニメ、映画アニメ、漫画、
小説とさまざまな媒体で発表する手法、いわゆる
メディアミックスは、当時はとても斬新で新鮮だった。
しかもこんなにお金が掛かりそうは手法を、新人に近い
若手中心のスタッフにやらせたというのだから凄い。
やっぱりバブルの影響なのだろうか。。。

閑話休題。

本作の魅力は何と言っても巨大ロボットの戦闘・・・
ではなく、主人公やその周辺、さらには敵方の人々の
人間模様であろう。基本的に登場人物は全て、なにかしら
の組織に属している。警察機構、民間会社、研究所など。
さらに主人公からの視点だけで描かれず、一話まるまる
悪役の組織での動きなどが描かれるなど、少年漫画に
掲載されたとは思えない硬派な内容である。
組織と個人、上司と部下、自由と束縛、夢と現実。
実社会にある人々の悩みがそのまま表現されている。
とにかく大人向け、と言うよりは社会人向けの作品だ。

一番好きなシーンは、野明と遊馬が居酒屋で飲む話。
同期入社の若手が居酒屋で飲んで、酔っ払って、管巻いて、
べろべろに酔っ払って、夢語って、ぐでんぐでんに酔っ払って
いるだけの、どうしようもない話。ストーリーが進むわけでも
ないのに、それが妙に現実臭くて面白かった。
きっと他の話が、きちんと社会を描いているからこそ、読者も
主人公たちと同じように、居酒屋で一緒に飲んでいる気に
なっていたのかもしれない。

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<関連作>
機動警察パトレイバー ON TELEVISION BD-BOX 1 [Blu-ray]
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一番好きなのは漫画版と最初のOVA版。
映画一作目もザ・80年代的なタッチで好きですね。

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by 3G_gi_gei_go | 2015-12-02 03:03 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

様々なジャンルの群像劇作品を紹介します。更新完了。


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