群像劇パーティ!

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カテゴリ:作品紹介(その他)( 11 )

放送:NHK
放送日:毎週金曜22時50分~
概要:
人々が行き交う街角に3日間カメラをすえてみる。
同じ時代に、たまたま居あわせた私たち。
みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?

これは群像劇ではなく群像――人間模様。
この日本で生きている、いたって普通、本当に普通、まぎれもなく普通の、
いわゆる市井の人々の生活を、リアルに撮影した「ドキュメンタリー」である。
フィクションではない。だから凄まじく心を揺さぶられる。

「事実は小説より奇なり」と言われるが、事実が奇に見えるのは、小説という
基準の奇があるからであり、それだけ作家は粉骨砕身で小説を作っている、ともいえる。
だって事実の9割9部は、平々平々平々平々凡々凡々凡々凡々なのだから。
しかしそんな平々平々平々平々平々平々凡々凡々凡々凡々凡々凡々の事実――
人々の生活を、定点的に切り取ることで、そして絶妙に編集することで、
このドキュメントのように、とてつもなく愛おしい物語が出来上がってしまう。

フィクションはノンフィクションに勝てない。当たり前だとも思える。
言い訳するならば、カメラに収めた時点でフィクションである、とか言っちゃう。
「実話」を売りにする映画が存在するのは、もうそれだけでフィクションは
ノンフィクに負けていますよ、と、つくり手が言っているようなものなんだよね。

剣と魔法の実話ファンタジーが出てくることはない。しかしフィクションに
ノンフィクションが絡んでないかといえばそうではないし、ノンフィクよりも
超越した面白さを発揮することが出来る。

だからこそ私はフィクションに、架空に、物語に、ファンタジーに、SFに賭したい。


さておき。
これまで2年間ヌケヌケでやってきましたが、
4月から新天地での生活となるため、本ブログはしばらく(結構)止めたいと思います。
ありがとうございました。
ロバート・アルトマン作品はひとつも出さなかったなあ。。。


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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-29 00:00 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

満員電車は走る(音楽)



作品名:満員電車は走る
発売日:2012年(平成24年)
アーティスト:曾我部恵一バンド

テクノロジーが発展し続けるにも関わらず、
20世紀からなくならない悪癖のひとつが満員電車だ。
満員電車が好きと言う利用者は皆無だろう。誰もが乗りたくない。
しかし乗らないわけにはいかない。でなければ日々を生きられない。
だから満員電車は満員となる。分かっちゃいるのに止めらない。

辛い現状に甘んじて満員電車に乗り込む人々。できればこんな辛いこと
したくない。毎日すし詰めで、好きでもない仕事にいくことなんて。
けど、じゃあ他に好きなことはあるか、暮らして行けることはあるか、
と考えると、それも思いつかない。たぶんない、と諦めて、現状をつづける。
その心情をそのまま表したものが満員電車という現象なのだろうか。

ただし満員電車に乗るのはサラリーマンだけでない。
アルバイトの面接を受けに行く女や、学校に通う子供も、
同じ時間帯に満員電車に乗らなければならない。

満員電車とともにある人生。本作はその現状を問いかける。
1億2760万人へ強く、寄り添うように問いかける。



曽我部恵一BAND
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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-15 00:48 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
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物語シリーズ セカンドシーズン 猫物語 白、傾物語、囮物語、鬼物語、恋物語、花物語 完全生産限定版全12巻セット [マーケットプレイスBlu-rayセット商品]

作品名:物語シリーズ セカンドシーズン
発表:2013年・日本
スタッフ:
 原作:西尾維新
 総監督:新房昭之
 監督:板村智幸
 出演:神谷浩史、斎藤千和、堀江由衣、花澤香菜ほか
あらすじ:

とある日本の田舎町に住む高校生・阿良々木暦は、春休みに襲来した

吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに

襲われたことで吸血鬼の体質を持つ人間となった。それからの半年間、

阿良々木暦は様々な怪異に関わった少女たちと出会い、その事件を

解決していった。夏休みが明け、私立直江津高校にも二学期が訪れ

ようとしていた。怪異を克服したはずの少女達に新たな「怪異」が襲来する。

(以上Wikipediaより)



ゼロ年代作家の代表・西尾維新 原作のTVアニメ。
化物語、偽物語+猫物語(黒)につづく第三期。

『猫(白)』『傾』『囮』『鬼』『恋』『花』それぞれで、
単独のキャラクター一人に焦点を当てて描かれる。

各話の時間軸をクロスさせ、時系列をシャッフル
させている。そのため話の節々に、別話での出来事が
からんで、ストーリーを層的に見せている。すべてのシリーズを
見て、ネットなどで時系列を調べれば、全体の流れが分かり
より深く楽しむことができる。

じゃあ調べなかったら楽しめないかと言えばそういうわけでない。
話の節々で分からない場所が出てくるのは確かだが、それを補うほどに
『魅せ』てくれるのは、映像の演出と声優の演技のすばらしさ。
過剰なまでの演出的演出と演技が、心地よい視聴を可能にしている。

とはいえ深く楽しむには最初から見るに限る。
まずは『化物語』から見るのがおススメ。



<関連作>
化物語(上) (講談社BOX)
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西尾 維新
講談社
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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-08 00:00 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

夜警(絵画)


作品名:夜警
作家:レンブラント・ハルメンスゾーン・ファン・レイン
発行:1642年・オランダ


集団肖像画というジャンルの画がある。
市井の人々が比較的有名な画家に肖像画を描いてもらうことは、
難しかった。それは金銭的な問題によるところがほとんど。
宮廷画家に依頼するともなれば、それこそ宮廷に住まう人々が
払うような額で依頼しないといけない。そもそも宮廷画家は
庶民ひとりの肖像画などそうやすやすとは受けぬだろう。
そこで人々は考えた。一枚のキャンパスに一人を書くのでなく、
一枚に複数人を描いてもらうのだ。お代は描いてもらう人々が
皆で出し合うことで、一枚に一人描くよりも安くで依頼できる。

そうして集団肖像画はその時代に大流行した。主に組合単位で、
同額で集金したお金を支払い、大きめのカンバスに皆の肖像を
描いてもらう。
もちろん一人用の肖像画のように正面をきちんと向き、
皆平等に支払った分の通り、皆平等のサイズで描いてもらう・・・

・・・のが、集団肖像画のルールだった。
しかし本作『夜警』は違った。大きく違った。
人々の大きさはバラバラで、しかも向いている方向もバラバラだ。
しかしそれでこそ、この画はピタリと収まった統一的構図を醸している。
一枚の画として大完成に至っている。
それまでの集団肖像画のルールからは、明らかな逸脱だったにも関わらず。
皆平等に支払ったにも関わらず。
(実際は、中心に描かれたフランス・バニング・コック隊長と隣の
ウィレム・ファン・ラウテンブルフ副隊長は、こっそり多めに
払っていた)

肖像画と言えば、普通は写真っぽく、正面をむいて無表情なものが多いが、
本作は構図に凝り、ポージングに凝り、配置に凝っている。
そして後年着けられてしまった名前『夜警』が加わることで、
今から、彼ら勇敢なる市民隊が市民の安全のために夜間警邏に向かおうとしている、
そんなドラマが浮かび上がる。彼ら市民一人ひとりに物語があるように見えてしまう。

当時すでに富と名声を手に入れていた光と影の画家・レンブラント。
そんな彼がどうしてこのような、斬新な構図の集団肖像画を描いたのか。

1.挑戦。「俺は集団肖像画をこんな構図で描きたいんだ!」という野心。
2.プライド。「このレンブラント様が、庶民ごときに依頼された仕事なんぞ、
  そうほいほいと出来るか!」という傲慢。

1でも2でも、発表後の世間の評判を見れば理由がつく。
「絵画的」と称賛される一方で、クライアントの意に反したとして批判もされた。
後年の没落ぶりから言って後者が強かったようにも思えるが、なんともいえない。

そう考えると1と2、双方を複雑な心境で内包していたのかもしれない。
そう考えなければ現在も名画・傑作として残らなかったのではないか。
アムステルダム国立美術館にも展示されなかったのではないか。


<関連作>
Kadokawa Art Selection  レンブラント  光と影のリアリティ
熊澤 弘
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by 3G_gi_gei_go | 2017-02-22 00:00 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
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作品名:バジリスク ~甲賀忍法帖~
発表:2003年(漫画)/2005年(アニメ)
スタッフ:
 原作:山田風太郎
 漫画:せがわまさき
 監督(アニメ):木崎文智
 出演(声優):島海浩輔、水樹奈々、速水奨、木村はるか ほか
あらすじ:

「二人手をたずさえて、両家を縛る宿怨の鎖を断ち切ろう」
四百年の永きにわたる甲賀と伊賀の宿怨を断ち切り、
共に生きることを誓い合う甲賀の弦之介と伊賀の朧。

しかし、愛し合う二人は、殺し合う運命にあった……

慶長十九年。齢七十三歳の家康は悩んでいた。
暗愚の兄・竹千代か、聡明な弟・国千代か?
混乱を極める徳川三代将軍の世継ぎ問題に決着をつけるため、
甲賀を国千代派、伊賀を竹千代として忍法の二大宗家を相争わせ、
それぞれの精鋭十人対十人の忍法殺戮合戦の結果、どちらか
生き残ったほうにそれを賭けるという厳命を下した。
先代服部半蔵との間に交わされた「不戦の約定」が解かれ、
手綱を解かれた猟犬のごとく、怨敵に挑んでゆく忍者達!
己の肉体こそが最大の武器!
人知を超えた秘術をもった、個性溢るる忍びの面々。
老若男女二十人二十色、超人奇人が相乱れ、
秘術の限りを尽くして繰り広げられる忍法争いがいま始まる!!


バジリスクは西洋の怪物の名。目を見ただけで死んでしまうという
化け物。なるほど、本作の名前にピタリをハマっている。

原作は大衆小説の雄たる山田風太郎が1958年(昭和33年)に
出した小説『甲賀忍法帖』を、せがわまさき氏が漫画化した作品。
せがわまさき氏はこれで、山田風太郎の漫画化といえばこの人、の
地位を確固たるものにした。

本作の魅力は、分かりやすくもワクワクする設定と、魅力的な登場人物
だろう。主人公らは骨太で二枚目に、異能の忍者たちは面妖で奇っ怪に、
そして女達は色っぽく・可愛く描かれている。
ややもすると、記号化しやすくなる異能キャラたちだが、そうならずに
人情味あふれる描写を見せてくれるのは、ロードムービーであることと、
山田風太郎のパワー、そしてせがわ氏の卓越した実力の賜物だろう。

いわゆるエンタメ系忍者の忍術合戦である。これが半世紀以上前に
誕生したのは驚く他にない。

漫画版・アニメ版それぞれ本筋は同じだが、アニメ版ではさらに、
一人ひとりが死ぬ理由をしっかりと深掘りして見せることで、死に
説得力をもたせようとしている。だがしかし、漫画版の深掘りもせず
結構あっさり死ぬ描写も「死」という現実を見せつけるのには効果的な
演出である。

さらに異能系にありがちな、ピンチの時の奇跡的覚醒なんてものは
なく、キャラクターの行動やその能力が、パズルのように動いて、
なるべくしてなった方向に筋が進んでいくのも、物語の強度を強くしている。

復讐と愛慕の心をテーマに描かれた忍者活劇。
日本特有の勧善懲悪で語れないすばらしい作品だった。

<関連作>
甲賀忍法帖 山田風太郎忍法帖(1) (講談社文庫)
山田 風太郎
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「異能者のチームバトル」の始祖。
日本のコンテンツ界の至宝であろう。
パイオニアは古びない。

甲賀忍法帖
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ついでに主題歌も。
タイトルそのまま「甲賀忍法帖」。

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by 3G_gi_gei_go | 2016-08-10 00:40 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

五人廻し(落語)

志ん朝初出し<一>水屋の富/五人廻し
古今亭志ん朝
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作品名:五人廻し
================
Wikipediaによると、明治~大正期に、初代・柳屋小せんが
今日の演出を完成させたとある。

吉原の廻し部屋に登楼した五人の客。しかし待てども待てども
花魁が来ない。ついには大引けになってしまい、しびれを
切らした客達は、それぞれの部屋に油を差しにきた若い衆に
文句を垂れるという噺。客の五人それぞれは特徴的にキャラ付け
されており、若い衆とのやり取りが面白い。

客達は別々の部屋にいるため面を識ることはない。油差しの
若い衆だけが彼らの相手をそれぞれする。
現在に直すとキャバクラでお目当てのキャバ嬢が席にやって
こなくてボーイに文句を言うような状況か。もっとも花魁の場合、
キャバ嬢以上の接待をしてくれるのだが。

群像劇というにはちと苦しい?

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落語名人寄席(10枚入)4巻セット
三遊亭円生 古今亭志ん生 三遊亭円遊 三遊亭金馬 桂 歌丸 春風亭柳昇 柳亭痴楽 春風亭柳朝 桂 米丸 三笑亭可楽

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今も昔も日本人は話芸が好きよね。

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by 3G_gi_gei_go | 2016-04-27 00:21 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
素敵な選TAXI DVD-BOX
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ポニーキャニオン (2015-03-18)
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タイトル:素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~
放送:2016年4月5日(フジテレビ系列)
制作局:関西テレビ
脚本:バカリズム、オークラ
演出:筧昌也、星野和成、今井和久
出演:竹野内豊、玉山鉄二、瀧本美織、清水富美加、松重豊ほか
あらすじ:
過去に戻れる不思議な乗り物・選TAXIの運転手である枝分(竹野内豊)
大好きなアニメの聖地を見に行こうと思いつき、行きつけのカフェの店長・
迫田(バカリズム)
には秘密で温泉地へ一人旅に出る。
スペシャルな旅行に浮かれ気分の枝分だったが、そこで様々なトラブルを
抱えた乗客と出会うことに。
(以上、公式HPより)

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テレビを付けたらやっていた。ちょうど温泉卓球している場面だった。
カメラアングルから群像劇の匂いを嗅ぎつけたためそのまま視聴。
ステレオタイプな性格付け、タイムリープ設定、物分りの良い登場人物など、
リアリティを廃してコミカルに徹する、良質な群像エンタメで面白かった。

本作は2014年に放送されていた同名の連続ドラマのスペシャル版。
時間を戻ることの出来るタクシーにのってタイムリープすることで、
もう一つの選択肢をやり直すという、極めてキッチュでSFでゲーム的な設定。

きれいな伏線が貼られた脚本もさることながら、演出の大切さを再確認させた
良質なドラマだった。

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小説 素敵な選TAXI (ポプラ文庫)
バカリズム
ポプラ社
売り上げランキング: 473

主人公はタクシー運転手だがただの狂言回し。基本は一話完結のため、
初見でもすぐに楽しめるようになっているが、連続ドラマではなかなか稀なのか。
連続ドラマはほとんど見ないので分からないが。

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by 3G_gi_gei_go | 2016-04-06 22:52 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
90’S MY LIFE returns
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pillows
インディペンデントレーベル (1990-10-25)
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作品名:ジングルベルがきこえる
発売日:1990年(平成2年)
アーティスト:the pillows

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アルバム「90'S MY LIFE returns」に収録された楽曲。
タイトル通りにクリスマスソングである。
1989年に結成して今年で27年目に突入した
大ベテランバンドであり、本作はその初期中の
初期に作られた。彼らの楽曲のなかでは珍しく、
時事イベントを題材にしている。

本作を群像劇として紹介するのはその歌詞だ。
家族、恋人、ひとりぼっち。
クリスマスという一夜を過ごすさまざまな人を
歌い上げることで「クリスマス=恋人たちのモノ」
という安易な歌になっていないのが、
山中さわおの書くの歌詞の魅力なのだろう。

ちなみに私は、このアルバムに入っている
「Liberty」がヘビロテですわ。

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<関連作>
12月24日
12月24日
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ピチカート・ファイヴ
ヒートウェーヴ (2000-11-22)
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クリスマスつながりでピチカート・ファイヴの名曲をば。
世代的にクリスマスソングといえばこれなのですわ。

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by 3G_gi_gei_go | 2015-12-23 13:26 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

作品名:機動警察パトレイバー
著者:ゆうきまさみ
発行:1988年(昭和63年)
あらすじ:
ハイパーテクノロジーの進歩は新しい脅威も生むこと
となった。多足歩行式マニピュレーター「レイバー」
による犯罪がそれである。警視庁は機械化部隊、通帳
「パトレイバー」を創設、泉 野明たち隊員を新機種
98式AVイングラムに搭乗させこれに対抗させるが、
操作技術の未熟さもあって苦戦する。
(以上、文庫漫画1巻背表紙より)

=============
今ではもう使われなくなったワードのひとつである
「メディアミックス」の日本におけるパイオニア作品
である機動警察パトレイバー。同じ作品をOVA
(オリジナル・ビデオ・アニメーションの略。今でも
使うのだろうか)やTVアニメ、映画アニメ、漫画、
小説とさまざまな媒体で発表する手法、いわゆる
メディアミックスは、当時はとても斬新で新鮮だった。
しかもこんなにお金が掛かりそうは手法を、新人に近い
若手中心のスタッフにやらせたというのだから凄い。
やっぱりバブルの影響なのだろうか。。。

閑話休題。

本作の魅力は何と言っても巨大ロボットの戦闘・・・
ではなく、主人公やその周辺、さらには敵方の人々の
人間模様であろう。基本的に登場人物は全て、なにかしら
の組織に属している。警察機構、民間会社、研究所など。
さらに主人公からの視点だけで描かれず、一話まるまる
悪役の組織での動きなどが描かれるなど、少年漫画に
掲載されたとは思えない硬派な内容である。
組織と個人、上司と部下、自由と束縛、夢と現実。
実社会にある人々の悩みがそのまま表現されている。
とにかく大人向け、と言うよりは社会人向けの作品だ。

一番好きなシーンは、野明と遊馬が居酒屋で飲む話。
同期入社の若手が居酒屋で飲んで、酔っ払って、管巻いて、
べろべろに酔っ払って、夢語って、ぐでんぐでんに酔っ払って
いるだけの、どうしようもない話。ストーリーが進むわけでも
ないのに、それが妙に現実臭くて面白かった。
きっと他の話が、きちんと社会を描いているからこそ、読者も
主人公たちと同じように、居酒屋で一緒に飲んでいる気に
なっていたのかもしれない。

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<関連作>
機動警察パトレイバー ON TELEVISION BD-BOX 1 [Blu-ray]
バンダイビジュアル (2010-08-27)
売り上げランキング: 41,087

一番好きなのは漫画版と最初のOVA版。
映画一作目もザ・80年代的なタッチで好きですね。

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by 3G_gi_gei_go | 2015-12-02 03:03 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

24(TVドラマ)

24 -TWENTY FOUR- シーズン1 (SEASONSコンパクト・ボックス) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2010-05-28)
売り上げランキング: 1,410


作品名:24 -twenty four- Season1
発表:2001年・アメリカ
スタッフ:
 監督:スティーブン・ホプキンス、ウィンリック・コルベ、ほか
 脚本:ロバート・コクラン、ジョエル・サーノウほか
 出演:キーファー・サザーランド、サラ・クラーク、エリシャ・カスバートほか
あらすじ(第一話):
午前0時――CTU(テロ対策ユニット)のロス支局チーフ、ジャック・バウアーたちに緊急召集がかかる。
大統領候補パーマー上院議員暗殺計画を阻止するためだった。
さらに、ジャックは上司に「CTU内にスパイがいる。捜し出せ」と極秘命令を受ける。
その頃、ジャックの娘・キムは友人ジャネットと共に行方不明になっていた。
ジャックの妻テリーは、ジャネットの父親・アランと共に深夜の街へと娘たちを探しに出る。
その頃、ロス郊外の上空では、旅客機が爆破されていた――午前0時59分。

=====================

有名な海外テレビドラマシリーズの1作目。
流行が少し沈静化したぐらいに、廉価版DVDBOXを購入。
世間の評判通り面白い。
群像劇の醍醐味であるオーバーラップする瞬間を、画面分割で表現されており
分かりやすさと緊迫感がすごく良く出ていた。

24というタイトル通り、物語内でこれでもかと時間制限を決めて、
ジャック・バウアーにミッションを突きつけてくる。
それを超人的に解決していく主人公。

緊迫感によって来週も見たい、と思わせる手法は、
その後のドラマに多大な影響を与えた金字塔的作品かと思われる。

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<関連オススメ作>
24 -TWENTY FOUR- 10周年記念コンプリートDVD-BOX
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2012-12-19)
売り上げランキング: 1,426

私はSeason1と2しか見ていない。
時間があるときにガッツリみたいな。

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by 3G_gi_gei_go | 2015-06-19 08:41 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

様々なジャンルの群像劇作品を紹介します。更新完了。


by Wonder_Style_3G