群像劇パーティ!

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放送:NHK
放送日:毎週金曜22時50分~
概要:
人々が行き交う街角に3日間カメラをすえてみる。
同じ時代に、たまたま居あわせた私たち。
みんな、どんな事情を抱え、どこへ行く?

これは群像劇ではなく群像――人間模様。
この日本で生きている、いたって普通、本当に普通、まぎれもなく普通の、
いわゆる市井の人々の生活を、リアルに撮影した「ドキュメンタリー」である。
フィクションではない。だから凄まじく心を揺さぶられる。

「事実は小説より奇なり」と言われるが、事実が奇に見えるのは、小説という
基準の奇があるからであり、それだけ作家は粉骨砕身で小説を作っている、ともいえる。
だって事実の9割9部は、平々平々平々平々凡々凡々凡々凡々なのだから。
しかしそんな平々平々平々平々平々平々凡々凡々凡々凡々凡々凡々の事実――
人々の生活を、定点的に切り取ることで、そして絶妙に編集することで、
このドキュメントのように、とてつもなく愛おしい物語が出来上がってしまう。

フィクションはノンフィクションに勝てない。当たり前だとも思える。
言い訳するならば、カメラに収めた時点でフィクションである、とか言っちゃう。
「実話」を売りにする映画が存在するのは、もうそれだけでフィクションは
ノンフィクに負けていますよ、と、つくり手が言っているようなものなんだよね。

剣と魔法の実話ファンタジーが出てくることはない。しかしフィクションに
ノンフィクションが絡んでないかといえばそうではないし、ノンフィクよりも
超越した面白さを発揮することが出来る。

だからこそ私はフィクションに、架空に、物語に、ファンタジーに、SFに賭したい。


さておき。
これまで2年間ヌケヌケでやってきましたが、
4月から新天地での生活となるため、本ブログはしばらく(結構)止めたいと思います。
ありがとうございました。
ロバート・アルトマン作品はひとつも出さなかったなあ。。。


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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-29 00:00 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
ラジアントヒストリア(特典なし)
アトラス (2010-11-03)
売り上げランキング: 816

作品名:ラジアントヒストリア
発売日:2010年(平成22年)
発売元:アトラス
あらすじ:
導け。
あるべき歴史を、光のもとへ。
歴史が動いた「あの瞬間」を、もし、やり直せるとしたら――。
平行する二つの世界で過去と未来を行き来し、その手で正しい歴史へと導け。


今年の六月に3DSでフルリメイクすると聞いて、
そういえばある意味これも群像劇だな、と思ったので記す。

ある意味、と言ったのは、本作は明確に主人公は一人だからだ。
神聖国家アリステルの情報部員・ストックが「白示録」を手に入れた
ところから話は始まり、冒頭で、大きな二択を迫られる。
これが分岐点となり「正伝」と「異伝」に別れ、ストーリーはそれぞれの
時系列を行ったり来たりしながら進んでいく。
タイムスリップをここまで大真面目に、実直に行ったゲームはなかなか見当たらない。

選択肢をちょっとでもミスるとすぐ世界滅亡してしまうのもアドベンチャーっぽいし、
なにより笑える。ただセーブと時間移動はどこでも任意に出来ると良かった。
とにかく惜しいゲームという印象があった。

3DSのリメイク作では新キャラのほか「亜伝」と呼ばれる
第3の時系列も存在するという。楽しみだ。
敵キャラをもうちょっと柔らかくして欲しいとか、
足音をON/OFFできるようにして欲しいとかあるけど、ううむ、楽しみだ。


<関連作>
アヴァロンコード(特典無し)
マーベラスエンターテイメント (2008-11-01)
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DSで惜しいRPGといえばコレ。
グラフィックもアクションも良かったんだけど、
システムをもうちっと、もうちっと。
こっちも改善してリメイク待ってます。


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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-22 21:42 | 作品紹介(ゲーム) | Comments(0)

満員電車は走る(音楽)



作品名:満員電車は走る
発売日:2012年(平成24年)
アーティスト:曾我部恵一バンド

テクノロジーが発展し続けるにも関わらず、
20世紀からなくならない悪癖のひとつが満員電車だ。
満員電車が好きと言う利用者は皆無だろう。誰もが乗りたくない。
しかし乗らないわけにはいかない。でなければ日々を生きられない。
だから満員電車は満員となる。分かっちゃいるのに止めらない。

辛い現状に甘んじて満員電車に乗り込む人々。できればこんな辛いこと
したくない。毎日すし詰めで、好きでもない仕事にいくことなんて。
けど、じゃあ他に好きなことはあるか、暮らして行けることはあるか、
と考えると、それも思いつかない。たぶんない、と諦めて、現状をつづける。
その心情をそのまま表したものが満員電車という現象なのだろうか。

ただし満員電車に乗るのはサラリーマンだけでない。
アルバイトの面接を受けに行く女や、学校に通う子供も、
同じ時間帯に満員電車に乗らなければならない。

満員電車とともにある人生。本作はその現状を問いかける。
1億2760万人へ強く、寄り添うように問いかける。



曽我部恵一BAND
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曽我部恵一BAND
Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M) (2012-04-04)
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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-15 00:48 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
化物語 Blu-ray Disc Box
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アニプレックス (2011-12-21)
売り上げランキング: 5,130

物語シリーズ セカンドシーズン 猫物語 白、傾物語、囮物語、鬼物語、恋物語、花物語 完全生産限定版全12巻セット [マーケットプレイスBlu-rayセット商品]

作品名:物語シリーズ セカンドシーズン
発表:2013年・日本
スタッフ:
 原作:西尾維新
 総監督:新房昭之
 監督:板村智幸
 出演:神谷浩史、斎藤千和、堀江由衣、花澤香菜ほか
あらすじ:

とある日本の田舎町に住む高校生・阿良々木暦は、春休みに襲来した

吸血鬼キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードに

襲われたことで吸血鬼の体質を持つ人間となった。それからの半年間、

阿良々木暦は様々な怪異に関わった少女たちと出会い、その事件を

解決していった。夏休みが明け、私立直江津高校にも二学期が訪れ

ようとしていた。怪異を克服したはずの少女達に新たな「怪異」が襲来する。

(以上Wikipediaより)



ゼロ年代作家の代表・西尾維新 原作のTVアニメ。
化物語、偽物語+猫物語(黒)につづく第三期。

『猫(白)』『傾』『囮』『鬼』『恋』『花』それぞれで、
単独のキャラクター一人に焦点を当てて描かれる。

各話の時間軸をクロスさせ、時系列をシャッフル
させている。そのため話の節々に、別話での出来事が
からんで、ストーリーを層的に見せている。すべてのシリーズを
見て、ネットなどで時系列を調べれば、全体の流れが分かり
より深く楽しむことができる。

じゃあ調べなかったら楽しめないかと言えばそういうわけでない。
話の節々で分からない場所が出てくるのは確かだが、それを補うほどに
『魅せ』てくれるのは、映像の演出と声優の演技のすばらしさ。
過剰なまでの演出的演出と演技が、心地よい視聴を可能にしている。

とはいえ深く楽しむには最初から見るに限る。
まずは『化物語』から見るのがおススメ。



<関連作>
化物語(上) (講談社BOX)
化物語(上) (講談社BOX)
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西尾 維新
講談社
売り上げランキング: 13,955




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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-08 00:00 | 作品紹介(その他) | Comments(0)

バベル(映画)

バベル [Blu-ray]
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作品名:BABEL
発表:2006年・アメリカ
スタッフ:
 監督:
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
 脚本:
ギジェルモ・アリアガ 
 出演:
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、役所広司、菊地凛子ほか
あらすじ:

 仲を修復しようとモロッコ旅行をする夫婦が乗る観光バスに銃弾が撃ち込まれる。
 ベビーシッターは結婚式のため、面倒を見ている子供2人を連れてアメリカから
 メキシコを越える。そして日本では聾の女子高生が普通の生活をしたいと、
 つづけていた。


場所の違う場所で起こる出来事が少しだけ絡み合う群像劇だが、
最後に一本になる、とはならない。テーマ指向の群像劇。

時間軸も少しづつずらされている。本作のテーマは人と人とのつながり。
バベルの塔の罰として、人々の言葉がバラバラにされた通り、
言葉の通じない人々がどうやってつながっていくか、いけないかが表現される。

各話がどうつながっていくのか、を楽しみたい群像劇ファンには
少々物足りないかもしれない。


<関連作>
シリアナ [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2006-07-14)
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バベルと同じような構成の群像劇作品。
キャッチコピーは『全部、つながっている』。
で、タイトルがシリアナ。。。




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by 3G_gi_gei_go | 2017-03-01 00:00 | 作品紹介(映画) | Comments(0)