群像劇パーティ!

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七人のおたく(映画)

七人のおたく [DVD]
七人のおたく [DVD]
posted with amazlet at 15.03.14
フジテレビジョン (2002-03-20)
売り上げランキング: 43,701

作品名:七人のおたく cult seven
発表:1992年・日本
スタッフ:
 監督:山田大樹
 脚本:一色伸幸
 出演:南原清隆、内村光良、江口洋介、山口智子ほか
あらすじ:
さらわれた赤ん坊を取り戻すため格闘技おたく、パソコンおたく、
無線傍受おたくなど七人のおたくが集結し、
奇想天外なアイディアで作戦を遂行していく姿を描いた
ウッチャンナンチャン主演で贈るアクション・コメディ。
(以上、Amazonより引用)

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1992年というバブルの残り香漂うコメディ群像劇。
ミリタリー、格闘技、無線、アイドル、マッキントッシュ、レジャー、
そしてフィギュア制作と、様々なおたく趣味の彼ら。
コミュニケーション能力が低いわけではないが孤独な彼ら。
基本的に消費だけに終わらず生産(同人誌やビデオなど)の側に回っているのも
興味深い。

そんな一長一短のおたくたちが、自分の長所を使っておたくを助け、
短所は別のおたくに補ってもらう。異質な専門分野が巧妙に噛み合うさまは、
それだけで小さな社会ともいえる。
このテトリスのピースがカチカチとはまるような感覚もまた、
群像劇の醍醐味のひとつだと考える。

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<関連お勧め作>
<初回限定生産>オーシャンズ11・12・13 DVDお買い得パック
ワーナー・ホーム・ビデオ (2008-12-17)
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大勢で一つの事件に立ち向かう話と言ったらコチラも。
少数精鋭が大きな力に挑むという構図はいつでも爽快だ。
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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-22 19:03 | 作品紹介(映画) | Comments(0)
ファイナルファンタジーVI
作品名:ファイナルファンタジーVI(WiiU版)(PS3/PSP/PSVita版
発売日:1994年(平成6年)
発売元:スクウェア
あらすじ:
魔大戦
すべてを焼きつくした、その戦いが終わった時、世界から「魔法」という力が
消え去った。
そして1000年…… 鉄、火薬、蒸気機関、人々は機械の力を使い、世界をよみがえらせた。
今またここに、伝説となった「魔法」の力を復活させ、その強大な武力によって
世界を征服しようとする者がいる…。
人はまた、そのあやまちを繰り返そうとしているのか‥‥。
(以上、公式HPより引用)


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ロールプレイングゲームとはその名の通り演じる遊びであるからして、
基本としては登場人物一人のみを操作し、物語を進めていくものであるが、
日本のテレビゲームにおけるRPGでは、本作のように
複数のキャラクター全員をプレイヤーが操作できるのが主流であり、
それはあたかも、複数視点で物語を読み進めていく群像劇作品に他ならない
ともいえるのではないか。

本作のキャラクタはいわゆる“勇者的主人公とそのお供”ではなく、
“「悪を倒す」という目的の駅馬車に乗り入れた人びと”と例えるのが
しっくりとくるRPGだ。

ちなみに本作の購入は各ゲーム機からのネット購入がお勧め。
SFCを持っていればオリジナルで遊べる、の、かもしれないけれど。

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<関連お勧め作>
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争
スクウェア・エニックス (2007-05-10)
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主人公は一人だが、その周囲と戦争の裏で
繰り広げられる人間ドラマを描いたシミュレーションRPG。
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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-17 00:13 | 作品紹介(ゲーム) | Comments(0)
十二人の怒れる男(コレクターズ・エディション) [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014-08-02)
売り上げランキング: 2,433

作品紹介5 十二人の怒れる男(映画)
作品名:十二人の怒れる男
発表:1957年・アメリカ
スタッフ:
 監督:シドニー・ルメット
 脚本:レジナルド・ローズ
 出演:ヘンリー・フォンダ、マーティン・バルサムほか
あらすじ:
父親殺しの罪に問われた少年の裁判で、陪審員が評決に達するまで一室で
議論する様子を描く。
法廷に提出された証拠や証言は被告人である少年に圧倒的に不利なものであり、
陪審員の大半は少年の有罪を確信していた。全陪審員一致で有罪になると
思われたところ、ただ一人、陪審員8番だけが少年の無罪を主張する。
彼は他の陪審員たちに、固定観念に囚われずに証拠の疑わしい点を
一つ一つ再検証することを要求する。
陪審員8番の熱意と理路整然とした推理によって、
当初は少年の有罪を信じきっていた陪審員たちの心にも徐々にある変化が訪れる。
(以上、Wikipediaより引用)

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密室劇・法廷劇の金字塔。
他の群像劇とは大きく異なる点は、
作中で登場人物が出会ったり別れたりすれ違ったりしない点だ。
グランド・ホテルのように
ある程度の自由な移動が認められる敷地はないため、
彼らは最初から最後まで全員で交流を続ける。途中退場もない。

初めはやる気のない人々が、話し合うことで徐々に熱を帯びてくる。
受動的に舞台に立たされた人々がやがて能動的に動き出す様子は、
現実の場でも多々見るシチュエーション。
そのためか登場人物への感情移入もしやすい作品だ。

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<関連お勧め作>
逆転裁判123 成歩堂セレクション
カプコン (2014-04-17)
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逆転裁判123 成歩堂セレクション Best Price!
カプコン (2015-04-02)
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弁護士となって法廷で依頼人(被告人)を弁護し、
証拠と証言を使って検事と論戦を繰り広げ、真実を解き明かすゲーム。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-15 03:45 | 作品紹介(映画) | Comments(0)
ウィンチェスター銃 73 [DVD] FRT-249
ファーストトレーディング (2006-12-14)
売り上げランキング: 98,206

作品名:ウィンチェスター銃’73
発表:1950年・アメリカ
スタッフ:
監督:アンソニー・マン
脚本:ロバート・L・リチャーズ、ボーデン・チェイス
出演: ジェームズ・スチュアート、シェリー・ウィンタース、ウィル・ギア ほか
あらすじ:
1873年7月4日、リン・マカダムとハイ・スペードジョニー・ウィルソンは、
仇敵ヘンリー・ブラウンを求めてドッジ・シティに乗り込んだ。ヘンリーは、
かつてリンが射撃コンテストで獲得したウィンチェスター・ライフル銃を持って
砂漠へ逃げ込み、リンとハイ・スペードは早速これを追いかける。(以下略)
(以上Amazon商品説明より引用)

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大量生産していたウィンチェスター社製のライフル銃は、
ごくまれに、オーダーメイドでも適わないほどの名銃が出来上がる。
その名を「ワン・オブ・サウザンド」。

本作はそんなワン・オブ・サウザンドをキーアイテムとした、
ならず者の逃避行と、それを追うガンマンの物語。
そこに武器商人や先住民、伝説の保安官ワイアット・アープも絡み合う。
馬、酒場、ポーカー、銃撃戦、先住民、そして決斗。

西部劇のセオリーをこれでもかと詰め込みながら凡作に埋没しないのは、
各人の手から手に渡され奪われるワン・オブ・サウザンドによるものが大きいだろう。
群像劇におけるキーアイテムのお手本的な動きで、
視聴者を楽しませてくれる。

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<関連お勧め作>
南部に轟く太鼓 [DVD]
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ピーエスジー (2006-02-20)
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南北戦争を描いた映画。
白人VSインディアンが多い西部劇にあって、
ヤンキーVSジョニーの戦いを描いた珍しい(と思う)作品。
特にラストが印象深い。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-10 04:43 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

駅馬車(映画)

駅馬車 [DVD]
駅馬車 [DVD]
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ファーストトレーディング (2011-02-15)
売り上げランキング: 21,669

作品名: 駅馬車
発表:1939年・アメリカ
スタッフ:
監督:ジョン・フォード
脚本:ダドリー・ニコルズ
出演:ジョン・ウェイン、トーマス・ミッチェル、クレア・トレヴァー ほか
あらすじ:
ジェロニモがアパッチ族を率いて居住地を出たという情報が飛び交っていた頃、
アリソナ州トントからニューメキシコ州ローズバーグに向かう駅馬車が出発した。
乗客は町から追放された娼婦ダラス、アルコール中毒の飲んだくれ医者ブーン、
はるばるバージニアから来て夫のマロリー騎兵隊大尉に会いにいく貴婦人ルーシー、
小心者の酒商人ピーコックであった。出発の際に南部出身の賭博師ハットフィールドが
「マロリー夫人の護衛」として乗り込んだ。
御者のバックとカーリー・ウィルコック保安官加わり、合計7名で駅馬車は出発する。
(以上、Wikipediaより引用)


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舞台は狭い駅馬車と途中で立ち寄る駅町。その範囲は狭い。
登場人物が交流するために行動範囲が指定されている点は、
「グランドホテル」や「気まぐれ指数」と同様だが、
前2作と大きく異なるのは、舞台が移動している点だ。
舞台が動くことで、箱庭型よりもイベントの発生が起こしやすくなっている。

それぞれの登場人物がバックストーリーを持ちながら、
ひとつの目的(終点駅へ到着する)のために協力する構成は、
映画だけでなく様々な物語媒体に活用されている手法だ。

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<関連お勧め作>
ロベルトの操縦(紹介ページ)
砂漠の駐屯地で待機している兵士たちが、移動兵器・ロベルトに乗って
数キロ先の自販機にジュースを買いに行くヨーロッパ企画のコメディお芝居。
DVDは講演会場で販売中。面白いので是非。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-08 17:00 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

きまぐれ指数(小説)

気まぐれ指数 (新潮文庫)
新潮社 (2011-02-25)
売り上げランキング: 60,322

作品名: 気まぐれ指数
著者:星新一
発行:1961年(昭和36年)

あらすじ:
ビックリ箱作りのアイデアマン黒田一郎は、犯罪批評を趣味とする教養高き紳士。
ふとした気まぐれから自ら完全犯罪を計画し仏像窃盗に乗り出すが、
はからずも神主、未亡人、セールス・ガールをめぐって、てんやわんやの大騒動が
まき起る……。ショートショートの第一人者星新一が、傑出したギャグと警句を
ふんだんにもり込んだ、スマートでユーモアにみちた長編コメディーの傑作。
(新潮社HPより引用)


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2回目は小説のご紹介。
ショートショートの神様・星新一が書いた初の長編作品。

独特の文体、機知に富んだセリフとその応酬など、
ショートショートで見せた氏の持ち味は長編になってもそのままだ。
「グランドホテル」がホテルという一つの屋敷を舞台にしたのに対して
本作は東京タワーを望む周辺一帯が舞台。
箱庭系ではなく、ランドマーク系とする手法で、
開放感を持たせながらのグランドホテル方式を見事作り出している。

私が持っているのは新潮文庫版の四十三刷目。
金森馨氏の描くおしゃれな表紙(上のサムネイル版)が気に入っている。


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<関連お勧め作>
 
妄想銀行 (新潮文庫)
妄想銀行 (新潮文庫)
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星 新一
新潮社
売り上げランキング: 77,517

 星新一のショートショート。こちらの表紙もお気に入り。
 名作「鍵」や快作「陰謀団ミダス」を収録した全32編。
 氏のSS未読の方は「ボッコちゃん (新潮文庫)」がオススメです。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-03 17:00 | 作品紹介(小説) | Comments(0)
グランド・ホテル [DVD]
ファーストトレーディング (2011-02-14)
売り上げランキング: 24,801


作品名:グランド・ホテル
発表:1932年・アメリカ
スタッフ:
 監督:エドマンド・グールディング
 脚本:ウィリアム・A・ドレイク
 出演:グレタ・ガルボ、ジョン・バリモア、ライオネル・バリモア ほか
あらすじ:
豪華キャストがおくる、グランドホテルで交錯する人間ドラマ
G・カルボ、J・クロフォードをはじめ、ハリウッド黄金期のスターによる競演!
第5回アカデミー賞作品賞受賞!

ベルリンの一流ホテルグランド・ホテルには様々な悩みや孤独を抱えた人々が投宿する。
人生の縮図のようなホテルには今日も男爵と名乗りながら借金を抱える ニセ紳士や、
余命いくばくもない男性、かつては名声を欲しいままにしたバレリーナ、
入り婿社長や女性速記者。そんな人生の虚無を引きずった人間の交錯を描 く方式
「グランド・ホテル」形式を生むきっかけとなった極上の人間ドラマ。
(Amazon商品紹介欄より引用)


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記念すべき第一回目の紹介作品は、当然「グランド・ホテル」しかない。
群像劇作品の金字塔にして代名詞。
いや、正しくは「群像劇作品」こそグランド・ホテルの代名詞か。

ヴィッキー・バウムなる作家が書いた原作を基にした戯曲をさらに基にした作品、
とWikipediaには書かれており、なるほど特徴的な複数のキャラクタが登場し、
それぞれのドラマが影響し、交差するのを巨視的に鑑賞する形態は、
舞台から着想を得ているのは確かだろう。

本作に登場する魅力的なキャラクタのなかで私が最も好きな人物はクリンゲライン。
その表情の豊かさは印象的で、ニセ紳士に見せる笑顔、
勤めていた会社の社長に対して憤怒する顔、
そして人生讃歌を高らかに謳うときの晴れやかな表情。
時代を越えて親しみを覚える、色褪せない好人物だ。

現在パブリックドメイン。
お求め易いので未視聴の方は是非ご観賞あれ。


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<関連するお勧め作> ※群像劇以外の作品をご紹介。

グランド・ブダペスト・ホテル [DVD]
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン (2014-11-12)
売り上げランキング: 267

名前が似ているだけで雰囲気もまったくの別物。ほとんどがホテルの外が舞台。
東欧の架空の国にある高級ホテルのコンシェルジュと、ベルボーイの冒険物語。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-01 17:00 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

はじめに


このブログは「群像劇作品」を紹介するブログです。

古今様々な群像劇作品を取り上げていく予定です。
最終的にはまとめサイトとして機能すればと思います。

歴史も人気もあるジャンルにも関わらず、
意外にも群像劇作品のみをまとめたサイトというのが無いなと感じたのが、
このブログを立ち上げたキッカケです。

私自身、熱心な映画ファン・小説ファンではないですが、
いち群像劇ファンとして拙文を記していきたいと思います。
目標紹介数は100作。
更新は平均週2(水・金)と遅めの予定です。
気ままに気にしてもらえればと思います。

※作品名・発表年・主要スタッフ・あらすじ・感想・関連お勧め作の順で記載しています。
※あらすじは原則、他所から引用しています。
※関連お勧め作は基本、群像劇以外の作品を紹介しています。

紹介する作品のなかには「これ群像劇か?」と思われるのもあるかと思います。
そこは私の裁量判断によるものと暖かく見守りください。

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# by 3G_gi_gei_go | 2015-04-01 07:00 | はじめに

様々なジャンルの群像劇作品を紹介します。更新完了。


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