群像劇パーティ!

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素敵な選TAXI DVD-BOX
素敵な選TAXI DVD-BOX
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ポニーキャニオン (2015-03-18)
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タイトル:素敵な選TAXIスペシャル~湯けむり連続選択肢~
放送:2016年4月5日(フジテレビ系列)
制作局:関西テレビ
脚本:バカリズム、オークラ
演出:筧昌也、星野和成、今井和久
出演:竹野内豊、玉山鉄二、瀧本美織、清水富美加、松重豊ほか
あらすじ:
過去に戻れる不思議な乗り物・選TAXIの運転手である枝分(竹野内豊)
大好きなアニメの聖地を見に行こうと思いつき、行きつけのカフェの店長・
迫田(バカリズム)
には秘密で温泉地へ一人旅に出る。
スペシャルな旅行に浮かれ気分の枝分だったが、そこで様々なトラブルを
抱えた乗客と出会うことに。
(以上、公式HPより)

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テレビを付けたらやっていた。ちょうど温泉卓球している場面だった。
カメラアングルから群像劇の匂いを嗅ぎつけたためそのまま視聴。
ステレオタイプな性格付け、タイムリープ設定、物分りの良い登場人物など、
リアリティを廃してコミカルに徹する、良質な群像エンタメで面白かった。

本作は2014年に放送されていた同名の連続ドラマのスペシャル版。
時間を戻ることの出来るタクシーにのってタイムリープすることで、
もう一つの選択肢をやり直すという、極めてキッチュでSFでゲーム的な設定。

きれいな伏線が貼られた脚本もさることながら、演出の大切さを再確認させた
良質なドラマだった。

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小説 素敵な選TAXI (ポプラ文庫)
バカリズム
ポプラ社
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主人公はタクシー運転手だがただの狂言回し。基本は一話完結のため、
初見でもすぐに楽しめるようになっているが、連続ドラマではなかなか稀なのか。
連続ドラマはほとんど見ないので分からないが。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-04-06 22:52 | 作品紹介(その他) | Comments(0)
桐島、部活やめるってよ (本編BD+特典DVD 2枚組) [Blu-ray]
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作品名:桐島、部活やめるってよ
発表:2012年・日本
スタッフ:
 監督:吉田大八
 脚本:喜安浩平、吉田大八
 出演:神木隆之介、橋本愛、東出昌大、山本美月ほか
あらすじ:
ありふれた時間が校舎に流れる「金曜日」の放課後。
1つだけ昨日までと違ったのは、学校内の誰もが認める“スター"桐島の退部の
ニュースが校内を駆け巡ったこと。彼女さえも連絡がとれずその理由を
知らされぬまま、退部に大きな影響を受けるバレーボール部の部員たちは
もちろんのこと、桐島と同様に学校内ヒエラルキーの“上"に属する生徒たち、
そして直接的には桐島と関係のない“下"に属する生徒まで、 あらゆる部活、
クラスの人間関係が静かに変化していく。
校内の人間関係に緊張感が張りつめる中、桐島に一番遠い存在だった“下"に
属する映画部前田が動きだし、物語は思わぬ方向へ展開していく。
(以上、Amazonより)

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ここ最近の有名作家といえば「朝井リョウ」だろう。
その名前を聞いたことない人はいるかもしれないが、
この映画のタイトルは聞いたことがあるだろう。

同名の原作小説では連作形式だった作品を、
映画では同時進行の群像劇に作り変えている。

部活のエースが辞める。その理由は誰も知らない。
たったそれだけのことで生徒たちの心境・状況が変化
していく。社会人からしてみれば、たったそれだけで
と感じてしまうが、学校世界で暮らす生徒たちは
それがすべてなのだ。誰もが通った遠い昔のこと。
思い出すことは出来ないが納得は出来るはるか昔の出来事。

ちょうど別れの季節。遠い昔の郷愁と傷心を思い出しながら
見てみてはいかがでしょうか。

なお、前回紹介した「SURVIVE STYLE 5+」と続けて観れば、
神木隆之介の成長変化が分かります。
やっぱり子役は変わるんですねえ。

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<関連作>
桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
朝井 リョウ
集英社 (2012-04-20)
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何者 (新潮文庫)
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朝井 リョウ
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20代という若さながら、芸術かぶれっぽくならずに、
徹底的にエンタメに徹する姿勢に敬意を払います。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-03-09 01:27 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

SURVIVE STYLE 5+(映画)

SURVIVE STYLE 5+ スタンダード・エディション [DVD]
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作品名:SURVIVE STYLE 5+
発表:2004年・日本
スタッフ:
 監督:関口現
 脚本:多田琢
 出演:浅野忠信、小泉今日子、岸部一徳、荒川良々ほか
あらすじ:
浅野忠信のFUJI
XEROX、サントリーDAKARA、SMAPのガッチャマン等
CM界のトップランナー多田琢と、多くのCMでコンビを
組む関口現が映画界に殴り込みをかける超話題作。
(以上、AMAZONより)

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久々に群像劇らしい群像劇を見た。
場面の切り替え方がキモのひとつである群像劇で、BGMを効果的に使うことで
テンポよく場面切り替えをやってのけている。ストーリーはあってないような
ものではあるが、テンポの妙でグイグイと引き込まれる作品。映像が持つ力を
再確認できた楽しい映画だった。

ストーリーはあってないようなものだが、テーマはしっかりとしているし、
演出もキャッチーで飽きさせない。出演者も実力派俳優を集めているため、
それらの演技だけでも視聴を引っ張っていくパワーがあった。
しかしその配役が贅沢だ。シリアスとギャク両方を演じられる浅野忠信を
トップバッターとし、橋本麗香は(マジで)人形かと思ってしまうほどの
奇妙さで、阿部寛をチョイ役に配しつつも、岸部一徳が画面を引き締める。

アンマッチのようでベストにマッチしている配役。キャラクターの力が
もっとも必要となる、群像劇という形式に見事にマッチしていた。

日本の実力派俳優総出演である本作。2004年の作品で、女子高生が持つ
携帯電話も懐かしさを感じはするが、決して古さを感じないのは、世界観と
演出の絶妙さだろう。

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<関連作>
ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ [SPE BEST] [DVD]
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント (2015-12-25)
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まさかの再登場。
なぜならロックストックに出ているVinnie Jonesが本作に登場しているから。
ロックストックでは借金の取り立て屋だったが本作ではイギリスからやってきた
殺し屋。やってることは両作とも、ほとんど変わらないけど。
あと直ぐ怒っちゃう性格とかもね。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-03-02 00:12 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

七時間半(小説)

七時間半 (ちくま文庫)
獅子 文六
筑摩書房
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作品名:七時間半
著者:獅子文六
発行:1960年(昭和35年)
あらすじ:
東京‐大阪間が七時間半かかっていた頃、特急列車「ちどり」を舞台にしたドタバタ劇。
給仕係の藤倉サヨ子と食堂車コックの矢板喜一の恋のゆくえ、それに横槍を入れる
美人乗務員、今出川有女子と彼女を射止めようと奔走する大阪商人、岸和田社長や
大学院生の甲賀恭男とその母親。さらには総理大臣を乗せたこの列車に爆弾が仕掛け
られているという噂まで駆け巡る!
(以上、裏表紙より)

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文庫版の解説でもある通り本作は、列車を舞台にした「グランドホテル形式」の作品だ。
あらすじに出てくる人々が、主に恋慕のあれこれで狭い列車のなかを奔走する群像劇。

本作は1960年という舞台背景が色濃く出た作品で、今ではすっかり見なくなって
しまった「大衆小説」である。いわゆる純文学・私小説と呼ばれるジャンルとは区別する
作品であり、現代では「エンタメ小説」と呼ばれているが、大衆小説にはエンタメ小説には
ない『流行性』がある。いわゆる当時の流行りモノが固有名詞として出ているのだ。これは
今の小説では憚れる。最近だと「何者(朝井リョウ・著)」でTwitterとかLINEとかが登場
してはいるが。

本作の最大の魅力。それは文体から漂ってくるキュートさである。キュートだからこそ、
今読んでもモダンで、かび臭くならない。当時の流行り描写が多々あったとしても、
キュートさが、その古めかしさをも味にしてしまっているのであった。

それこそが獅子文六の魅力。
60年代のはじめに書かれたオシャレでキュートな群像劇小説の魅力である。

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<関連作>
コーヒーと恋愛 (ちくま文庫)
獅子 文六
筑摩書房
売り上げランキング: 15,079

獅子文六の代表作。これほどまでにキュートでモダンなタイトルがあっただろうか。
それはサニーデイサービスの楽曲タイトルになり、さらにジャケットを飾るほどに
秀逸な、おしゃれ題名だ。内容ももちろんキュート。


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# by 3G_gi_gei_go | 2016-02-25 00:37 | 作品紹介(小説) | Comments(0)
予告された殺人の記録 (新潮文庫)
G. ガルシア=マルケス
新潮社
売り上げランキング: 10,006

作品名:予告された殺人の記録
著者:G・ガルシア=マルケス
訳:野谷文昭
発行:1983年(昭和58年)
あらすじ:
町をあげての婚礼騒ぎの翌朝、充分すぎる犯行予告にもかかわらず、
なぜ彼は滅多切りにされねばならなかったのか?
閉鎖的な田舎町でほぼ三十年前に起きた、幻想とも見紛う殺人事件。
凝縮されたその時空間に、差別や妬み、憎悪といった民衆感情、
崩壊寸前の共同体のメカニズムを複眼的に捉えつつ、モザイクの如く
入り組んだ過去の重層を、哀しみと滑稽、郷愁をこめて録す、熟成の中篇。


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ノーベル文学賞受賞者の群像劇。港のある小さな田舎町で起こった
惨忍な殺人事件について、被害者の友人でもあった「わたし」が
町人たちに話を聞きながら、事件の真相を知ろうとする。

説明も少なく(もしくは後回しで)登場するたくさんの人物たちは、
誰も彼も、自分たちの立場・職業・身分をキッチリとこなしながら
当たり前の『ケ』の日々を過ごしている。そんな日々に稀に訪れた
素晴らしい『ハレ』の日によって、今回の事件が誘発された。

日常の隙間に入り込む非日常は、喜びか悲しみもしくはその両方を
引き起こす。それは非日常が入り込むまで分からない。

本作はミステリーではない。犯人は冒頭に説明されるし、犯行動機も
ストーリー中盤でしっかりとなされる。本作はこの事件前と事件後の、
人々の営みの変化、人間関係の変化を楽しむ作品であると感じた。

ラテンアメリカ文学独特の文体は、読む人の好みがはっきりと分かれるだろう。

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<関連作>
百年の孤独 (Obra de Garc´ia M´arquez)
ガブリエル ガルシア=マルケス
新潮社
売り上げランキング: 3,454

著者の代表作。
焼酎ではない。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-02-17 01:28 | 作品紹介(小説) | Comments(0)

ホテル・ワルツ(映画)

ホテル・ワルツ [DVD]
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オンリー・ハーツ (2008-10-08)
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作品名:ホテル・ワルツ(原題:ワルツ)
発表:2007年・イタリア
スタッフ:
 監督:サルバトーレ・マイラ
 脚本:サルバトーレ・マイラ
 出演:バレリア・ソラリーノ、マリーナ・ロッコほか
あらすじ:
トリノのホテルで働く女アッスンタは今日が退職する最後の日だったが、
職場に出ると見知らぬ初老の男が彼女を待っていた。男は、以前ホテルで
働いていた自らの娘ルチアを探しにはるばるアルゼンチンからやってきた
のだ。アッスンタがルチアの代わりに男に出していた手紙に隠された秘密
とは。そして次第に真実が暴かれていく…。
(以上、Amazonより)
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全編ワンカットでお送りする野心的な作りのホテル型群像劇。
途中、回想シーンも織り交ぜているが、そこはカメラワークの
切り替えで自然に仕上げているのも分かりやすい。

メインのストーリーはホテルの従業員・アッスンタであるが、
彼女がホテルを歩き回ることで、そのカメラフレーム内に
ほかの従業員やホテルの客が映りこみ、カメラはそちらを追
い始める。そして別のストーリーが進むという、ありそうで
なかった面白い作りをしている。

なかにはまったくストーリーを追わない人物もいる。しかし
都度都度フレームの端っこに映りこむことで、彼・彼女らの
物語をほんのりと感じることができるのも面白い。

長さも90分と短い。落ち着いた作品だ。

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<関連作>
ショパン:ワルツ集(全14曲)
ルービンシュタイン(アルトゥール)
SMJ (2012-12-05)
売り上げランキング: 1,334


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# by 3G_gi_gei_go | 2016-02-10 01:39 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

悪夢のエレベーター (幻冬舎文庫)
木下 半太
幻冬舎
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作品名:悪夢のエレベータ
著者:木下半太
発行:2009年(平成21年)
あらすじ:
後頭部の強烈な痛みで目を覚ますと、緊急停止したエレ
ベータに、ヤクザ、オカマ、自殺願望の女と閉じ込めら
れていた。浮気相手の部屋から出てきたばかりなのに
大ピンチ!? しかも、三人には犯罪歴があることまで
発覚。精神的に追いつめられた密室で、ついに事件が
起こる。意外な黒幕は誰た? 笑いと恐怖に満ちた傑
作コメディサスペンス。

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目を覚ますとそこは停止したエレベータのなかだった。
乗り合わせた4人は脱出しようといろいろ試みるが……

という感じのサスペンス。『悪夢の……』とあるが、
ホラー・スリラー要素は無い〈もしくは薄い)。4人
それぞれの視点で、章立てて描かれており、最後には
事の結末が全て明らかになる、という安定のワクワク
エンタメ小説だ。

キャラクター性の強い登場人物たちはよく動く。そして
よく喋る。作者は劇団を率いているようなので、脚本的
な描き方になるのだろうか。舞台をイメージして読むと、
なるほどしっくり来る。

全体文量は比較的短いため、さくっと読めて楽しめる作品だ。

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<関連作>
D町怪奇物語 (幻冬舎文庫)
木下 半太
幻冬舎 (2015-10-08)
売り上げランキング: 70,472

作者の最新刊。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-01-27 00:41 | 作品紹介(小説) | Comments(0)

マグノリア(映画)

マグノリア [DVD]
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2014-12-17)
売り上げランキング: 6,773

作品名:マグノリア
発表:1999年・アメリカ
スタッフ:
 監督:ポール・T・アンダーソン
 脚本:ポール・T・アンダーソン
 出演:トム・クルーズ、ウィリアム・メイシー、ジェイソン・ロバーツほか
あらすじ:
ロサンゼルスを舞台に、一見関係のない男女9人の24時間を描く群像劇。
(以上、Amazonより)

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本作は純粋な、完璧に純粋な群像劇。
各エピーソードはそれぞれ引っ付いたり離れたりするが、
全て集約することはない。

ストーリーを追うのも面白さの一つだが、本作は登場人物の
キャラクターの強さが最大の魅力。それが話を引っ張ってくれる。

中でも眼を見張るのはトム・クルーズ(声:山寺宏一)と
ウィリアム・メイシー(声:田原アルノ)の演技だろう。
俳優の演技もさることながら、吹き替えの声優の演技も
すごく良かった。

特にウィリアム・メイシー演じる元天才クイズ少年の役どころ。
なんだろう、単なる中年が酒場で酔っ払って周りに迷惑を
掛けているだけ(ではない)の演技なのだが、なんというか
哀愁が、これでもかと漂っていた。恰好悪いのに格好いい。
役者さんと吹き替えの声も、これでもかと言うくらいマッチ
していたのもよかった。

言葉で表せられない。とにかくよかった。本当によかった。

ストーリーを追うよりも、キャラクターを楽しむように観賞
してみると良いです。

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<関連作>
ブギーナイツ [DVD]
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ワーナー・ホーム・ビデオ (2011-04-21)
売り上げランキング: 20,202

本作の監督を有名にした作品。未視聴です。
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# by 3G_gi_gei_go | 2016-01-20 12:16 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

寝ずの番(映画)

寝ずの番 [DVD]
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角川ヘラルド映画 (2006-10-18)
売り上げランキング: 24,524

作品名:寝ずの番
発表:2006年・日本
スタッフ:
 監督:マキノ雅彦
 脚本:大森寿美男
 出演:中井貴一、長門裕之、岸辺一徳、笹野高史、木村佳乃ほか
あらすじ:
バチが当たるほど面白い!
上方落語の一門で師匠、一番弟子、おかみさんが次々と亡くなり、
それぞれのお通夜の席で“寝ずの番”をする弟子や故人ゆかりの
温かい仲間たちが、悲喜こもごもの思い出話に花を咲かせる人情物語だ。

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普通の一般庶民が人生で最も注目を浴びる日は
「結婚式」と「葬式」であるとされる。結婚式は分かるが
葬式は、本人が死んでいるため「人生で」とはならない。
それだったら「生まれた瞬間」の方が(物心はないが)
まだ「人生で」感がある。

それはさておき本作は、人生最後の晴れ舞台(?)
であるお葬式の中でも、お通夜の最後に朝まで
起きるシキタリである「寝ずの番」中に、故人の
様々な思い出話を繰り広げる。

感謝話もあれば恨み節もあるだろう。故人と話者のみ
しか知らない話なども飛び出して、初めて知った、と
なるのも寝ずの番の乙なところである。例えとして
あまり良くないが、故人が、数々のエピーソードの
マクガフィンとなっている、と言えなくもない。

しかし本作のエピーソード。そのほぼ全てが猥談だ。
しかも極めてストレートな隠語が飛び交うエロ話である。

卑猥な言葉・話を好まない人には合わない。
家族で見るのも、子供に見せるのもよろしくないだろう。
粋と洒落を好む大人の男にはぴったりの作品。

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<関連作>
寝ずの番 角川文庫
寝ずの番 角川文庫
posted with amazlet at 15.12.30
KADOKAWA / 角川書店 (2012-10-01)
売り上げランキング: 26,880

中島らも原作の小説。

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# by 3G_gi_gei_go | 2016-01-13 00:50 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

BOBBY(映画)

ボビー BOBBY  [DVD]
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東宝 (2007-08-10)
売り上げランキング: 65,582

作品名:BOBBY
発表:2006年・アメリカ
スタッフ:
 監督:エミリオ・エステベス
 脚本:エミリオ・エステベス
 出演:アンソニー・ホプキンス、デミ・ムーア、シャロン・ストーンほか
あらすじ:
海外の要人たちが訪れるこの由緒あるL.A.アンバサダーホテルに、
新たにその名を刻もうとする人物がいた。-ロバート・F・ケネディ-。
“ボビー”の愛称で親しまれている若き上院議員は、カリフォルニア州の
予備選挙を圧倒的な大差で制し、パーティー会場は歓喜の笑顔で
埋め尽くされ、それぞれに悩みを抱えた人々も、この瞬間はそれを
希望と変えていた。
(以上、Amazonより)

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ロバート・F・ケネディが選挙戦の演説を行うため
訪れた、アンバサダーホテルにいた人々の物語。

厨房で働く移民、立派な支配人、定年したドアマン、
ドラッグに手を出す青年たち、アル中の歌姫と夫、
などなどと、ホテルで働いたりと、それぞれの人生を
ヒトコマを切り取り、描写して『最終的な一点』に
向かって話を進めていく。

本作冒頭でも、登場人物が「グランド・ホテル」の
台詞をしゃべっていることから、意図的にあの有名な
群像劇を模倣していることは明白である。

世界的に有名な事件に出会うのは当事者だけではない。
周りで暮らす一般の人々もまた、事件の当事者である。

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<関連作>
ロバート・F.ケネディ―大統領の椅子を狙う男 (1968年) (ハヤカワ・ノンフィクション)
ラルフ・デ・トレダーノ
早川書房
売り上げランキング: 1,326,800

JFKの弟であり次期大統領候補であったロバート。
愛称は“ボビー”だったらしい。
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# by 3G_gi_gei_go | 2016-01-06 01:00 | 作品紹介(映画) | Comments(0)

様々なジャンルの群像劇作品を紹介します。更新完了。


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